旅の扉

  • 【連載コラム】Would be Americanのアメリカ食べ歩きの旅
  • 2017年7月21日更新
アメリカンフードGeek
News Café Chef & Owner:Racchi

Taste of Chicago

夏のシカゴは最高!zoom
夏のシカゴは最高!

イリノイ州シカゴの夏は本当に素晴らしい。紫外線は強いが湖があるのでそこからの風が冷たくて気持ちがいい。
冬は冬で雪が積もり美しいのだがとにかく寒い。なので湿気もほぼなく雨が降っても1時間くらいのスコールで止む6月から8月末まではありとあらゆる所、コンサート、パーティー、ピクニック、レストランのルーフトップやテラス席でこれでもかというくらい夏を楽しむ。
シカゴはこの時期シカゴ市主催のイベントや、無料コンサートなど楽しみが沢山ある。夜は8時半くらいまで明るいのでディナーの後にのんびり散歩や無料コンサートに出かける家族も多い。

いざテイストへ!zoom
いざテイストへ!

私が初めてシカゴを訪ねたのは2007年。目的は6月末から7月初旬に行われる「テイスト・オブ・シカゴ」) https://www.choosechicago.com/events-and-shows/food-and-drinks/taste-of-chicago/ )
というフードフェスティバルに行くためだった。
これは日本の代々木公園などで行われるフードフェスティバルの様な感じで、シカゴ市内の人気のレストランが集まり屋台をだしてシカゴフードを楽しむお祭りだ。あまりの混雑にしばらく足が遠のいていたが今回数年ぶりに再来してみた。
1980年からグランドパーク( http://www.chicagoparkdistrict.com/parks/grant-park/ )
というシカゴの中心にある公園で始まったこの祭りは今では人気のイベントで毎年沢山の人で賑わう。
この公園の周りにはシカゴ美術館( http://www.artic.edu )や、
ミレニアムパーク( https://www.cityofchicago.org/city/en/depts/dca/supp_info/millennium_park.html )
、バッキンガム噴水などもあり観光の中心地のため世界中からの観光客も立ち寄る。

公園の中の一角で開催zoom
公園の中の一角で開催

今年は71の屋台と、日替わりで人気シェフの簡易式レストランが数件、夕方からはステージで無料コンサートも行われた。
屋台の内容は、ホットドッグからアイスクリーム、サンドイッチ、ビーガンフード、グルテンフリーフード、ハンバーガーとジャンクからヘルシーフードまでなんでも揃っている。どの店も通常サイズの皿と、テイストサイズの量が半分値段も安めの皿と用意してあり、色々な店のテイストサイズを食べ歩くのがオススメ。

まずは入り口でチケットを買い、両側の屋台の食べ物をくまなくチェック。最終的にどの店で何を食べるか決めて入り口に戻りながら買っていく。チケットがなくなった場合は途中でも買えるので心配はない。
各屋台のデザインや呼び込みも面白くて楽しみの一つだ。黒人女性が多い揚げ物の屋台では商品名を歌に乗せてノリノリで紹介していた。

チケット購入zoom
チケット購入

シカゴは素晴らしいレストランが沢山あるけれど、たまにはこんなお祭りで屋台のフィンガーフードを楽しむのもいいのでは?

屋台はどれも面白い!zoom
屋台はどれも面白い!
News Café Chef & Owner:Racchi
日本蕎麦屋を営む家庭で幼少から常に食を意識して育つ。中高をキリスト教の学校でアメリカ人教師や帰国子女のクラスメイトと過ごし卒業して立派なアメリカかぶれに。高校卒業後、栄養士免許取得、しかし運命のいたずらでグラフックデザイナーになる。1995年の秋に独立。アメリカンスタイルの「News Café」のオーナーシェフとなり現在に至る。リサーチのため、1年に数回アメリカを訪れる。News Café: www.newscafe.jp
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