旅の扉

  • 【連載コラム】フォトグラファーの見る世界
  • 2013年2月1日更新
吉川昌志のMY’s EYE
Photograper:吉川 昌志

パラオハンバーガー事情

ベル・エルミィのハンバーガー。チャコールで焼くパティは肉汁たっぷり。zoom
ベル・エルミィのハンバーガー。チャコールで焼くパティは肉汁たっぷり。
土産物やレストランが点在する、パラオ・コロールのメインストリート。街の西側に位置するアサヒフィールドから、パラオの歴史を紹介する「エピソン・ミュージアム」まで歩いて30分ほど。この間に数件のハンバーガースタンドが点在する。今回はパラオのダウンタウンをそぞろ歩きながら4軒のハンバーガースタンドをはしごしてみた。


まずは、パラオ一の人気を誇る「BEM ERMii(ベル・エルミィ)」。パラオでハンバーガーを食べたいと言えば、おそらくここを誰もが推薦するだろう。運動場の脇にあるバーガースタンドだが、注文を受けてからチャコールグリルで焼き上げるハンバーガーは「旨い!」の一言。ほどよい粗挽きのパテ、さっくりしたバンズ。もし時間の都合でどこか一軒しか行けないというのなら、ベル・エルミィに行くことをお勧めする。写真は、ダブルベーコンチーズバーガー(7ドル)。
ベル・エルミィのメニューzoom
ベル・エルミィのメニュー
参考までにベル・エルミィのメニューも載せておく。
バーガーハウスのエッグチーズバーガーzoom
バーガーハウスのエッグチーズバーガー
続いて、パラオホテル隣にある「Burger House」のエッグチーズバーガー(6ドル)。ここのパティの特徴は、塩胡椒に加えブイヨンを足しているので、若干味が濃く感じる。肉肉しいアメリカンバーガーとは一線を画す、という風情だ。一緒に頼んだのは、ブラックタピオカミルクティ(3.5ドル)。大粒のタピオカがごろごろ入っており、チャイの甘さ南国の気温・湿度にちょうどいい。意外にいける味わいだ。この店は、ハンバーガー以外に、うどんや水餃子などもある。
CHIAN CHIAN SNACK BARのベーコンバーガーzoom
CHIAN CHIAN SNACK BARのベーコンバーガー
パラオの伝統的な建築様式、バイを模した外観が目を引くのは「CHIAN CHIAN SNACK BAR」。こちらのベーコンバーガー(5ドル)は、細引きのパティが特徴。口当たりが柔らかく食べやすいが、個人的には若干ワイルドさに欠けるという印象だ。一緒に頼んだパッションシェイク(2ドル)は、ネズミ少年の描かれたぺこぺこのプラスチックの容器になぜかしっかり機械でプレスしたような蓋をした、一見怪しげな出で立ちだが、しっかりフルーツの味がしており、旨い。この2ドルはお得だと思う。ここは地元客も多いようで、おばさんが白いご飯だけ購入していったりもしていた。ほか弁みたいな存在なのだろう。
MJ バーガー。個人的にここは結構お気に入り。別のバーガーも食べてみたいものだzoom
MJ バーガー。個人的にここは結構お気に入り。別のバーガーも食べてみたいものだ
最後は「MJ Burger Hut」。場所はパレイシアとWCTCの間。こちらは24時間営業で、深夜以外はクレジットカードも使えるというから驚きだ。店の奥はイートインスペースになっており、バーベキューや麺類などもあるので、地元の家族連れなどで賑わっている。肝心のハンバーガーだが、エッグチーズバーガー(4.25ドル)は、粗挽きのパティが塩胡椒のみで焼き上げられ、肉のうま味も充分。「BEM ERMii」に劣らぬ味といっても良いだろう。
ドロップオフグリル&バーでだまされた、ハンバーグごはん。これはこれで悪くないが。zoom
ドロップオフグリル&バーでだまされた、ハンバーグごはん。これはこれで悪くないが。
と、今回もフリータイムのすべてをハンバーガー探索につぎ込んだわけだが、悔やまれるのは、マラカル島にある「ドロップオフグリル&バー」でハンバーガーだと思って頼んだメニューが、ハンバーグご飯だったこと。こちらは、グレービーソースに目玉焼き、そして大量のライスが一皿に盛られたもので、ハワイのロコモコを彷彿とさせる一品である。

しかし思えばパラオの食材というのはほぼ100%輸入に頼っており、食品の卸業者というのはいくらもないだろう。あくまで推測に過ぎないが、街一番の大型スーパー「WCTC」の冷凍食材売り場では、豚肉や牛肉の数キロの塊が並び、周辺で飲食店を営む人々もここで仕入れているのではないかと思われる。つまり、食材のレベルとしてはほぼどこも同じ。「神戸牛100%」とか「赤身の多いオーストラリア産」が良いとか、そんなわがままはかなわない状態だ(と思う)。その同一スタートラインから、各店がより美味しいハンバーガーを求め、調理法を工夫し、腕を磨き、オリジナルの味付けを編み出す。そのムーブメントは、ハンバーガーフォトグラファーとして非常に好ましいものだ。これからもがんばれ、パラオのハンバーガーショップ。そして、より美味しく、唯一無二のハンバーガーを我々に味あわせてほしい。

Photograper:吉川 昌志
東京工芸大学短期大学部写真技術科で学んだ後、スタジオスタッフ、スタッフフォトグラファーを経てフリーランスに。グルメ、ファッションを中心にトラベル&リゾート、ポートレイトなどで活躍中。
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