旅の扉

  • 【連載コラム】ヘルシー目線でアジアの旅をスナップ!
  • 2016年11月3日更新
Asian Wellness Journey アジアン・ウェルネス・ジャーニー
ライター・エディター:河辺さや香

今宵、世界遺産の洋上がホテルに。ショートクルーズで満たすハロン湾ステイ

zoom

各国から多くの観光客が訪れるベトナム北部の世界遺産・ハロン湾。ハノイを拠点にした日帰りツアーも多く組まれていますが、片道3時間という距離から、実際に滞在できるのは3〜4時間程度と短いのが現実。そこでオススメなのが、ハロン湾を周遊しながら“洋上のホテル”にステイするショートクルーズです。360度どこを見渡しても絶景という理想的な1泊2日、これなら神秘の世界を十分満喫することができます。
zoom

今回筆者が乗ったのは、バーヤ・クラシック号というキャビン数が20ほどの小型客船。ジャンク船の形をしたフォトジェニックな外観に、西洋と東洋が程良くミックスされたインテリア。どこをとっても“いちいちオシャレ”で、思わずグッときます。

では、ここからはバーヤ・クラシック号の“ウェルネス・ジャーニー”的魅力を、いくつかご紹介しましょう。
zoom

① 客室の窓からハロン湾の絶景を独り占め

移ろう景色はどこまでも美しく、時間が経つのを忘れてしまうほど。筆者が乗ったときはお部屋に柑橘系のアロマオイルが焚かれていて、さらに心地良さ倍増でした。
zoom

② 専属のシェフが作りたてのお料理をサーブ

欧米からのゲストも多く、野菜やフルーツをふんだんに使ったヘルシーなメニューが豊富。朝ごはんとランチはビュッフェスタイル、ディナーはコースが振る舞われます。
zoom

③ デッキでベトナム料理レッスン

日没後、デッキでお料理教室が開催されました。この日は揚げ春巻きの作り方を実演。ゲストも参加したホームメイドの揚げたて春巻きは、忘れられない美味しさでした!
zoom

④ 朝もやの中でベトナム式太極拳

早朝、奇石の隙間から昇る朝日を拝んだら、デッキで太極拳レッスン。こんなダイナミックな絶壁を背景に行えば、素人でもだんだんと“気”を感じられるように…!?

その他、手漕ぎ舟やカヤック(別料金)に乗って、翡翠色の水面に繰り出すことも可能。洞窟の中まで入ることができるので、ちょっとした冒険気分も味わえます。おやすみ前にはデッキで満点の星空を眺め、スパ(別料金)で頭の天辺からつま先までときほぐされれば完璧。就寝時には停泊してくれるので、穏やかな状態で眠りにつくことができます。

リラックスとアクティビティのバランスがちょうど良い、大人のクルーズ体験。他にも様々な船があるようなので、次はまた別のプランを組んでみたいと思います。

Bhaya CRUISES(https://www.bhayacruises.com/
取材協力:ベトナム航空(https://www.vietnamairlines.com/jp/ja/home
ライター・エディター:河辺さや香
出版社勤務、北京・上海・シンガポールでの生活を経て、現在は東京を拠点にフリーランスとして活動中。アジア女性ならではのヘルシー&ビューティーなライフスタイルに関心を持ち、漢方養生指導士(漢方スタイリスト)や養生薬膳アドバイザー、他にジュニア野菜ソムリエの資格も持つ。各媒体に旅、食、料理、健康にまつわるトピックスを執筆中。“アジアを旅するライターユニット”Tom☆Yam(http://www.team-tomyam.com/)のメンバー。
risvel facebook