旅の扉

  • 【連載コラム】Would be Americanのアメリカ食べ歩きの旅
  • 2016年8月4日更新
アメリカンフードGeek
News Café Chef & Owner:Racchi

シカゴ食べ歩きの旅 Vol.1 サードウェーブコーヒー

Sawada coffeezoom
Sawada coffee
今年もアメリカはイリノイ州シカゴ市で食べ歩きをしました。
ここ数年はブルックリンやポートランドが注目されて、美味しいくてかっこいいレストランやサードウェーブコーヒーと呼ばれる独立系のコーヒーストアーが多くありますが、シカゴだって負けてはいません。

 まず、日本ではもうお馴染みのストリーマーコーヒ(http://streamercoffee.com)
のプロデューサーでラテアートを日本に広め、シアトルの大会でワールドチャンピオンになったバリスタ澤田氏が新しくオープンさせたコーヒーストアー「Sawada coffee」(http://sawadacoffee.com)。
最近注目され始めたウエストループエリアにあります。
クリエイティブ系の人々が多く集まる今人気のエリアでレストラン、カフェなどが
どんどんオープンしています。
Sawada coffeeはまず入口がわかりにくい。数回通り過ぎて、倉庫の入口のような鉄のドアーを開けてみてびっくり、そこに広がる空間はもう一言ではいい表せない。写真を撮ったけれどとてもカッコ良さは伝えきれない!観光丸出しで写真は撮りまくりましたけど。
アイスカフェラテを注文。しっかり重いミルクの味にも全く負けないエスプレッソでもちろん絶品でした。

大きな倉庫のような建物の店内はバーカウンターがあったり、食事を提供するカウンターがあったり、隣の鉄扉を開けるとラーメン屋があったりと様々な店や人とコラボしていて
これもまた刺激的でした。

インテリジェンシアコーヒーzoom
インテリジェンシアコーヒー
次は「インテリジェンシアコーヒー」(http://www.intelligentsiacoffee.com)。
シカゴでは一番有名なサードウェーブコーヒーの店です。個人的にはここのコーヒーが
シカゴでは一番好きです。サードウェーブコーヒーの店に多い、Tシャツ、キャップなどラフでストリート系のスタッフ、バリスタが多い中、この店はYシャツにネクタイにベストと、パリッとしています。店内の内装もモダンな感じの店舗が多い気がします。


ワームホールzoom
ワームホール
最後に紹介するのは、コーヒーストリートと呼ばれる中心街からはチョットだけ離れているミルウォーキーという通りにある「WormHolel」(http://www.thewormhole.us)
ワームホールとはタイムスリップするときの時空のトンネルの事ですが、なんと店内に入ると、そこらじゅうに80年代の懐かしグッズや映画のポスターが!!
そして一番奥には「バックトゥーザフューチャー」に出てくるタイムトラベルする車、デロリアンがディズプレーされています!!だから店名もワームホールなんですね!!!80年代、高校生だった私にはもうたまらない感じでした。
そして店員さんたちも、いい意味でみんな80年代オタクな匂いがプンプン。あんたはアラレちゃんか!みたいなキャップとTシャツ、メガネのバリスタさんも。

サードウェーブコーヒーと呼ばれる店内は、多くが木をふんだんに使った暖かい手作り感のある、でも極められたかっこいい内装、オブジェ。スタッフ達は、Tシャツとジーンズでタトゥーガンガン入ってる人が多い。でも仕事は素晴らしい。
コーヒーへのこだわりも相当なものです。
どの店舗でもオリジナルのコーヒービーンズ、雑貨が売っているので各店舗で少しずつ豆を購入。週代わりでNews Cafeにてサーブさてていただいております。
News Café Chef & Owner:Racchi
日本蕎麦屋を営む家庭で幼少から常に食を意識して育つ。中高をキリスト教の学校でアメリカ人教師や帰国子女のクラスメイトと過ごし卒業して立派なアメリカかぶれに。高校卒業後、栄養士免許取得、しかし運命のいたずらでグラフックデザイナーになる。1995年の秋に独立。アメリカンスタイルの「News Café」のオーナーシェフとなり現在に至る。リサーチのため、1年に数回アメリカを訪れる。News Café: www.newscafe.jp
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