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  • 2015年5月27日更新
リスヴェル編集部トピックス
Editor:リスヴェル編集部

懐かしいのに、新しい!オアフ島ノースショアの新スポット

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フキラウ・マーケットプレイス

オアフ島ノースショアにショッピングやグルメ、エンターテイメントが楽しめる新しい複合施設「フキラウ・マーケットプレイス」が誕生した。世界最大のポリネシア・テーマパーク「ポリネシア・カルチャー・センター」が手掛けるフキラウ・マーケットプレイスは、2015年2月20日にグランドオープン。入場料、駐車場が無料なので、ノースショアへ立ち寄った際には気軽に訪れることができる。ワイキキから車で約70分のオアフ島北部のライエの町に位置する。
パウンダーズ・レストランzoom
パウンダーズ・レストラン

フキラウ・マーケットプレイスのレストランやショップでは、ライエ地区の特産品が数多くフィーチャーされている。地元の食材を使ってアイランドをテーマにした料理を提供するレストラン「パウンダーズ・レストラン」、伝統的なポリネシア料理のミートパイやパニポポ、マラサダなどを提供する「アンティ・エミリーズ・ベーカリー」、タヒチをテーマにした屋台の味をフードトラックで再現した「ルーロット・コート」、ホットドッグ専門店「ポイ・ボーイ・ドッグス」、スムージーやアサイーボウルのお店「カヴィカズ・クーラーズ」、チョコレートやクッキーなどのお菓子を販売する「トゥトゥ・スイース・コンフェクショナリー」、ハワイ風ホーム&インテリア雑貨を扱う「ハパ・ホーム・ストア」のほか、ライエや周辺地域で採れたフルーツ、インテリア用品、バス&ビューティーグッズ、レイ、ウクレレ、ジュエリーなど、約40軒が出店している。また、フキラウ・マーケットプレイスの中には、ポリネシア・カルチャー・センターのチケット・オフィスもあるので、いつでもポリネシア文化体験を楽しめる。
タヒチをテーマにした屋台の味zoom
タヒチをテーマにした屋台の味

「フキラウ」というマーケットプレイスの名前は、ポリネシアの人々と文化への感謝の意を表している。フキラウとはハワイ語で“地引網で魚を捕まえる”という意味で、ポリネシア・カルチャー・センターが開園するより昔、このライエの猟師たちは地引網で漁をして地元のコミュニティの人々と分け合っていた。このフキラウ体験ができるルアウは、1940年・50年代に観光客の間に広まり、人気のアクティビティになっていった。観光客は地引網で魚を捕まえた後、ライエのコミュニティの人々と一緒にビーチで食事や音楽を楽しんだ。1948年には、現在でも有名な歌「フキラウ・ソング」が誕生し、フキラウの人気はさらに高まる。フキラウは、1963年に開園したポリネシア・カルチャー・センターの原点とも言える。
ハパ・ホーム・ストアzoom
ハパ・ホーム・ストア

ポリネシア・カルチャー・センターとフキラウ・マーケットプレイスが位置するライエの町は、小指と親指を立てるハワイの挨拶“シャカ”サインとスチールギターが誕生した場所。フキラウ・マーケットプレイスには、ライエに所縁のある男性の銅像が建てられている。ハマナ・カリリ氏は、サトウキビ工場で働いていた時にローラーに手を挟んでしまい、親指と小指だけになってしまったが、通行人や観光客に2本指だけで手を振って挨拶し、それに2 本指で応えたことから「シャカ」サインとして知られるようになった。また、もうひとりのジョセフ・ケクク氏は、スチールギターを考案したライエ出身のミュージシャンとして知られており、銅像が建てられる予定だ。
ハマナ・カリリ氏の銅像zoom
ハマナ・カリリ氏の銅像

「フキラウ・マーケットプレイス」はカメハメハ・ハイウェイに面した駐車場スペースと、大人気のイブニングショー「HA:ブレス・オブ・ライフ」が上演されるパシフィック・シアター横の11,000 ㎡のスペースに位置する。「フキラウ・マーケットプレイス」専用の入口が設置され、ポリネシア・カルチャー・センターの園内へ入場しなくても、直接マーケットプレイスへ入ることができる。
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フキラウ・マーケットプレイス全景
フキラウ・マーケットプレイス
営業時間: 月曜日~土曜日 午前10時~午後10時(日曜日休み)
入 場 料: 無料
駐車料金: 無料

ポリネシア・カルチャー・センター
住  所: 55-370 Kamehameha highway, Laie, Hawaii 96762
電  話:  808-924-1861
公式サイト:http://polynesia.jp
営業時間: 正午12時〜午後9時
休  日: 毎週日曜日・感謝祭・クリスマス

【日本での問い合わせ先】
ポリネシア・カルチャー・センター販売代理店 株式会社パシフィックリゾート
電話:06-6809-1614
Editor:リスヴェル編集部
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