香港の旧正月は春節といって、旧暦（太陰暦）に基づいているので、日本の太陽暦では毎年日にちが異なります。2015年の旧正月は２月19日（木）〜２月22日（日）までです。
    

  旧正月は、休日で商店など休んでしまうし、面白くないのでは？と思われがちですが　華やかな春節の飾り付け、パレードや花火、爆竹や太鼓と共に登場する派手なドラゴ　ンダンス（獅子舞）など、あちこちで開催される新年のイベントはこの時期ならでは。

　まず、前日の大晦日までは、いわば年末の大バーゲン。日を追って割引率が大きくなり、最後には４折（＝４掛け、60％オフ）というお店も。しかし、よいものから売れていきますから、どこで手を打つかが勝負どころです。大晦日には、値交渉してみるのも手。

　旧正月の夜のインターナショナル・ニュイヤーズパレードでは、尖沙咀の通りに、電飾でこれでもかというぐらい派手な山車や各国ダンスチームのパフォーマンスが次々に登場。その賑やかさはさすが香港！かなり混み合うので覚悟して。また旧正月の翌日の夜には、ビクトリアハーバーの夜空に４万発以上もの花火が上がります。尖沙咀のプロムナードは鈴なりの人だかり。香港最大のショッピングモール“ハーバーシティ” 内のレストランなど有料の鑑賞席を利用するか、オーシャンターミナルの上やプロムナードの外れなども見物の穴場。

　年末最後のお買い物と静かな中にも派手なお祝いのある旧正月、ひと味違う香港を楽しめます。そんな香港に羽田から毎日２便を出しているキャセイパシフィック航空は、羽田空港に単独のラウンジを持っています。シックなインテリアで広々としたラウンジでは、バーコーナー、サラダやチーズなどの前菜のコーナー、そしてホテル・オークラが注文を受けてから作ってくれるフードカウンターでは、担担麺をはじめ出来立ての食事も出ます。朝と夕方で、メニューを一部変えていますが、朝には焼き魚やお味噌汁、ご飯の和定食、夕方にはカレーライスなどしっかりお食事も出来る感じ。

　ラウンジは、ビジネスクラス搭乗かワンワールドのサファイアメンバー以上が条件ですが、2015年３月31日出発分までプレミアム・エコノミーでも体験できるキャンペーン中です。
　香港経由でマカオに高速フェリーで渡る場合にも、キャセイパシフィック航空で荷物はマカオまで行って、そこでピックアップ。西洋と東洋の出会うエキゾチックで、華やかなホテルなどを楽しめるマカオに足を伸ばすというプランもあり。
旅のお楽しみが増す、今年の旧正月シーズンです。